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この記事で分かること
– 1杯あたりで3倍の差がありました
– 毎日飲むなら、粉が使える機種が効いてきます
– 豆から挽くなら、本体は高くても1杯は安いままです
– 迷ったときにどれを選べばよいか
本体の値段だけ見て決めようとして、手が止まりました
最近、お家のコーヒーメーカーが壊れたので新しいものを買おうとネットショッピングをしているときに、ふとあることに気づきました。
価格帯は様々で5千円~2万円以上のものまでたくさん並んでいます。ここまでは電気ケトルのときと同じです。でもコーヒーメーカーには、新しい気づきの要素がありました。それは、買ったあとも払い続けることです。
カプセル式は専用カプセルしか使えません。ドリップ式は市販の粉が使えます。つまり本体価格は、支払いの始まりでしかない。そこで、同じ日に楽天でカプセルと粉の値段を調べて、1杯あたりに割り戻してみました。
1杯あたりで3倍の差がありました
計算に使ったのは、2026年9月2日時点の楽天の実売価格です。
| 方式 | 商品例(いずれも2026年9月2日時点の楽天価格) | 1杯あたり |
|---|---|---|
| 粉(ドリップ式) | 同時点でコーヒー粉 500g 1,780円 ÷ 50杯 | 約36円 |
| カプセル(ドリップポッド) | 同時点で専用カプセル 6箱72杯 5,790円 | 約80円 |
| カプセル(ネスプレッソ) | 同時点で純正50カプセル 5,130円 | 約103円 |
粉は1杯10gで換算しました。豆の量は好みで変わるので、目安として見てください。
カプセル式は粉の2〜3倍です。1日1杯で1年なら、粉なら1万3千円ほど、ネスプレッソなら3万7千円ほど。本体の価格差より、この差のほうが大きくなります。
ただしこれは「カプセルが割高だ」という話ではありません。カプセルは1杯ぶんが密封されていて、計量も後片付けもほぼ要らない。その手間を金で買っているという構造です。
そこでこの後に、それぞれの用途別に自分なりにおすすめできるなと思ったコーヒーメーカーを紹介していきます。
毎日飲むなら、粉が使える機種が効いてきます
メリタ コーヒーメーカー ツイスト
商品名にあるとおり2杯から5杯用。この5機種でいちばん安い機種です。市販の粉がそのまま使えるので、1杯あたりは最も低く抑えられます。
保温機能やステンレスサーバーは付いていません。淹れたらすぐ飲む使い方向けです。「毎朝1杯を淹れて出かける」だけなら、これで足りてしまいます。
タイガー シャワードリップ式 コーヒーメーカー ADC-N06
商品名にステンレスサーバー・0.81Lと明記されています。メリタとの違いはここで、ガラスではなくステンレスなので、淹れたあとしばらく温度が保たれます。
在宅で仕事をしながら少しずつ飲む、家族で分けて飲む、といった使い方なら、数千円の差はこの一点で回収できます。1杯あたりのコストは粉のままで、保温だけ足した構成です。
豆から挽くなら、本体は高くても1杯は安いままです
siroca 全自動コーヒーメーカー
商品名にプロペラ式ミル内蔵とあります。豆のまま買って、挽くところから任せられます。
レビューは1,201件で★4.25。この5機種の中では最も評価が低いのですが、全自動機は構造が複雑なぶん、挽き方の均一さや手入れの手間で評価が割れやすいカテゴリです。評価の数字だけで切り捨てず、レビューの中身を読んでから判断するほうがよさそうです。
1杯あたりのコストは粉と同程度に収まります。本体は高いが、飲み続けるほど差は縮まる位置づけです。
手間を金で買うなら、カプセル式です
UCC ドリップポッド DP3 スターターセット
レビューは2,916件で★4.77。この5機種で最も評価が高い機種です。商品名のとおり飲み比べ24杯が付属します。
1杯あたり約80円は粉の倍以上ですが、計量もフィルター交換も要りません。カプセルを入れてボタンを押すだけで、後片付けはカプセルを捨てるだけです。
ネスプレッソ エッセンサ ミニ
こちらはエスプレッソ寄りの機種です。5機種で最も本体が高く、1杯あたりも最も高い。
それでもレビューは1,774件で★4.75と高評価です。ここで買われているのはコーヒーの安さではなく、濃いエスプレッソを一台で完結させられることだと考えられます。ミルクメニューを家で作りたい人にとっては、他の4機種は代わりになりません。
買わなくていい人
- 週に1〜2杯しか飲まない人
年間の消費が少なければ、1杯あたりの差は総額として現れません。ドリップバッグを買うほうが、置き場所も手入れも要らず合理的です
- すでに電気ケトルがある人
ハンドドリップの道具は数千円で揃います。1杯ずつ淹れるなら、コーヒーメーカーが無くても困りません
- 味の違いにこだわりが無い人
全自動機やエスプレッソマシンが持つ利点は、味の差に気づける人にしか届きません
迷ったらこれ
毎日飲む習慣があって、方式にこだわりが無いなら、タイガーのシャワードリップ式を選んでおけば大きく外しません。
理由は3つあります。粉が使えるので1杯あたりが最も安い層に入ること。ステンレスサーバーで保温できるので、飲むタイミングを選ばないこと。そして本体が5機種の中で2番目に安いことです。
コーヒーを濃く淹れたい、ミルクメニューを作りたいという目的がはっきりしているなら、その時点でネスプレッソ以外は候補から外れます。先に決めるのは予算ではなく、飲み方のほうです。
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