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この記事で分かること
– ダウン率とダウンパワーは、中の羽毛の質を表す数字です
– 8千円を切る価格帯:数字に幅がある1枚
– 2万円前後:同じ店の2枚で、数字の差が値段の差になっています
– 迷ったときにどれを選べばよいか
寒くなる前に羽毛布団を買い替えようと思って、楽天で探しはじめました。ところが、同じシングルの羽毛布団でも、8千円を切るものから4万円を超えるものまで並んでいて、この差がどこで付いているのかが分かりませんでした。
写真では、どれも同じ白い布団に見えました
商品写真を見比べても、どれも白いキルトの布団で、違いは見えません。値段だけが何倍も違います。
そこで商品名を読み進めてみると、「ダウン90%」「350dp以上」「ロイヤルゴールド」といった数字や言葉が並んでいました。値段の差は、どうやらこのあたりに書かれているようです。
ダウン率とダウンパワーは、中の羽毛の質を表す数字です
ダウン率は、中に詰めた羽毛のうち、ダウンが占める割合です。ダウンは水鳥の胸のあたりに生える、羽根の軸がない綿毛のような羽毛で、残りは軸のあるフェザーになります。ダウンの割合が高いほど、空気を含みやすい布団になるとされています。
ダウンパワーは、dpという単位で書かれる数字です。日本羽毛製品協同組合の説明では、羽毛にふとんの中と同じくらいの圧力をかけたときの、羽毛1gあたりの体積を表します。数字が大きいほど、同じ量の羽毛でよくふくらむということです。
同じ組合が出しているゴールドラベルは、このダウンパワーで4つに分かれています。ニューゴールドが300dp以上、エクセルゴールドが350dp以上、ロイヤルゴールドが400dp以上、プレミアムゴールドが440dp以上です。
この2つの数字が上がるにつれて値段も上がっているのかを、価格の順に4枚で確かめていきます。
8千円を切る価格帯:数字に幅がある1枚
NENEKO 羽毛布団 ダウン85%-93%
ダウン率は「85%-93%」と幅のある書き方で、ダウンパワーの数字は商品名にありませんでした。シングルからキングまでのサイズがまとめて売られているので、種類によって中身が違う可能性があります。選ぶ種類が何%なのかは、商品ページで確かめてください。
値段は今回の4枚でいちばん安く、8千円を切ります。レビューは1,886件で★4.55と、値段のわりに高い数字でした。ただ、数字で比べる手がかりは4枚の中でいちばん少ない1枚です。
2万円前後:同じ店の2枚で、数字の差が値段の差になっています
タンスのゲン 日本製 羽毛布団 ホワイトダックダウン 90% 350dp以上
日本製、ホワイトダックダウン90%、350dp以上、コインランドリーで洗える、30マスキルト、W防ダニと商品名に並んでいます。
350dp以上という数字は、上のゴールドラベルの区分でいえば、エクセルゴールドの基準と同じ高さです。ただ、ラベルが付いているかどうかは商品名からは分かりませんでした。
値段は2万円を切ります。レビューは9,262件で★4.45。
タンスのゲン 日本製 羽毛布団 ホワイトダックダウン 93% 400dp以上
こちらは同じ店の上位で、ホワイトダックダウン93%、400dp以上、日本製、30マスキルト、洗える、W防ダニと商品名にあります。
ひとつ上の90%の布団と比べると、ダウン率が3%、ダウンパワーが50上がって、値段の差は3千円ほどでした。400dp以上は、ロイヤルゴールドの基準と同じ数字です。
レビューは10,096件で★4.45。同じ店の2枚は、数字の差がそのまま値段の差として並んでいて、比べやすい組み合わせでした。
3万円ほど:数字は同じで、産地とラベルと保証が付きます
西川 羽毛布団 ポーランド産 ダウン93% ロイヤルゴールド
西川の羽毛布団で、ポーランド産、ダウン93%、ダウンパワー400dp以上、ロイヤルゴールド、日本製、7年保証と商品名に並んでいます。
ダウン93%と400dp以上という数字は、すぐ上のタンスのゲンの布団とまったく同じです。それでも値段は8千円ほど高くなります。商品名に書かれている違いは、ポーランド産という産地、ロイヤルゴールドのラベル、7年保証、そして西川という名前でした。
商品名には1.0kg、1.2kg、1.3kgと羽毛の量が3つ書かれていて、サイズや種類で変わるようです。表示されている値段がどれに当たるかは、商品ページで確かめてください。
レビューは10,258件で★4.57。4枚の中で、件数も評価もいちばん高い数字でした。
ダウンパワーが同じでも、暖かさまで同じとは限りません
ダウンパワーは羽毛そのもののふくらみ方を表す数字で、布団の暖かさは、中に入っている羽毛の量にも左右されます。同じ400dp以上でも、羽毛の量が少なければ、そのぶん薄い布団になります。今回の4枚では、羽毛の量を商品名に書いていたのは西川だけでした。
側生地の素材やキルトの縫い方も値段に関わるはずですが、商品名だけでは比べられませんでした。洗えるという表記も、洗い方は商品ごとに違うので、洗濯表示を見てから洗ってください。
正直に書いておくと、私はどれも実際には使っていません。商品情報と、4枚で合わせて31,502件ぶんのレビュー評価を突き合わせて整理しただけで、暖かさを比べたわけではありません。
迷ったらこれ
数字で選ぶなら、タンスのゲンのダウン93%・400dp以上を選ぶと思います。西川と同じダウン率とダウンパワーが商品名に書いてあって、値段は8千円ほど抑えられているからです。レビューも1万件を超えています。
産地やゴールドラベル、長い保証まで含めて安心して選びたいなら、西川が候補になります。その8千円で何を買うのかが分かっていれば、どちらを選んでも納得できるはずです。
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