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この記事で分かること
– 対応重量を書いているのは1製品だけでした
– 3千円台:高さを変えたいだけなら足ります
– 4千円台:机に固定して、天板を空けたい人向け
– 迷ったときにどれを選べばよいか
机の上が狭くなってきたので、モニターアームを調べ始めました
在宅で作業する時間が増えてから、机の上がどんどん手狭になってきました。モニターの脚が思ったより場所を取っていて、キーボードを置くと書類を広げる余白がありません。それでモニターアームを買おうと思って調べ始めたのですが、3千円台から2万円近くまで並んでいて、何が違うのかがまるで分かりませんでした。
商品名をひとつずつ読み比べていて、ようやく引っかかるものがありました。4製品のうち1つだけ、対応する重さを書いていたんです。
対応重量を書いているのは1製品だけでした
エルゴトロンの商品名には「34インチモニター(3.2から11.3kg)まで対応」と入っています。一方、他の3製品の商品名には対応インチ数はあっても、重さの記載がありません。
これは製品の優劣というより、モニターアーム選びで最初に決まるのが重さだということを示しています。アームは支える道具なので、支えられない重さのモニターを付ければ、下がってくるか、そもそも固定できません。
つまり順番はこうなります。
- 自分のモニターの重さを調べる(メーカーサイトの仕様表に載っています。スタンドを除いた本体の重量です)
- その重さを支えられるアームに絞る
- そのあとで価格や見た目を比べる
インチ数だけで選ぶと、ここを踏み外します。同じ27インチでも、安いモニターと高性能なゲーミングモニターでは重さが倍近く違うことがあります。
そこでこの後に、価格帯ごとにどういう人向きなのかを整理していきます。
3千円台:高さを変えたいだけなら足ります
サンワサプライ モニターアーム EEX-LA020BK
商品名に27インチ・1画面・自立とあります。ここが他の3製品と違う点で、机を挟んで固定するのではなく、土台を机に置くタイプです。
机に傷を付けたくない、賃貸で天板を挟むのが不安、という場合はこの方式が向きます。ただし土台のぶんの設置面積は必要なので、「机の上を広くしたい」という目的だと効果は限定的です。
4千円台:机に固定して、天板を空けたい人向け
サンワサプライ モニターアーム EEX-LA015
商品名にクランプ・スプリング式とあります。天板を挟んで固定するので、モニターの下がまるごと空きます。冒頭に書いた「書類を広げる余白がない」という悩みには、この方式が直接効きます。
スプリング式は、ばねの力で画面の高さを保つ仕組みです。上下左右・前後・回転に対応しているので、日常的に動かす使い方でも困りません。一般的な24〜27インチのモニターを載せるなら、この価格帯で用が足ります。
1万円台:大きい画面を動かすなら、機構が変わります
サンワサプライ モニターアーム ガス圧式
商品名にガス圧式・34インチまで対応・クランプ固定・縦画面とあります。スプリング式との違いは昇降の仕組みで、ガス圧式のほうが重い画面を軽い力で動かせます。
34インチの横長モニターや、縦向きにして文章を読む使い方を考えているなら、ここから上の価格帯になります。レビューは129件で★4.40です。
エルゴトロン LX デスクマウント
4製品で最も高く、レビュー評価も★4.64で最も高い製品です。そして対応重量が3.2から11.3kgと明記されている唯一の製品でもあります。
下限が3.2kgと書かれている点は見落とされがちです。軽すぎるモニターだと、ばねの力が勝って上に跳ね上がってしまうことがあります。重いモニターだけでなく、軽いモニターでも合わないことがある、という意味の数字です。
自分のモニターの重量が分かっていて、それがこの範囲に入るなら、確実に動く製品を選べます。
買わなくていい人
- モニターを動かさない人
一度置いたら位置を変えないなら、モニター付属のスタンドで足ります。アームの価値は「動かせること」と「下が空くこと」の2つで、前者が要らないなら半分は無駄になります
- 天板が薄い机、ガラス天板の机を使っている人
クランプ式は天板の厚みに対応範囲があります。挟めない机では固定できません
- VESA規格に対応していないモニターを使っている人
背面にネジ穴が無いモニターにはアームを付けられません。変換用の金具もありますが、対応は製品ごとに違います
迷ったらこれ
一般的な24〜27インチのモニターを使っていて、机の上を広く使いたいだけなら、サンワサプライのクランプ・スプリング式(EEX-LA015)で足ります。
理由は3つあります。クランプ式なのでモニターの下がまるごと空くこと。上下左右・前後・回転に対応していて日常の調整で困らないこと。そして4製品の中で2番目に安いことです。
34インチ以上の大きな画面を使っている、あるいはモニターの重量がはっきりしていて確実に動くものを選びたい場合は、価格帯がひとつ上がります。先に調べるのは予算ではなく、いま使っているモニターの重さのほうです。
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